今から約20年程前に、当時の「林野庁」の提唱で、樹木に接し、癒しを求める行為として「森林浴」という言葉がうまれました。
森林浴は身体に良いとされており、欧米では「森林浴セラピー」や「自然療法」として森林浴が実際に医療の現場で実用化されており、
医療先進国であるドイツでは、森林浴が医療行為として認められています。
森林浴はとても健康的で、次のような効能が期待されています。
「リラックス」「癒し」「マイナスイオン」など、ストレスを和らげたり、リラックスできるイメージがあると思います。
一般的にこれらの癒し効果はまとめて森林浴効果と呼ばれています。
爽やかな空気の中で深呼吸してみると、何となく都会には無いような自然ならではの「香り」に気づくはずです。
この不思議な香りには次のような効果が実証されています。
上記の森林浴が私たちへもたらす有益な事柄は、各研究所、大学が研究した結果です。
森林浴が人体にもたらす有益な効果の秘密は『フィトンチッド』と『マイナスイオン』です。フィトンチッドとは一言で説明すれば「森林の香り」です。森林の香りと言ってもピンと来ないかもしれませんが、わかりやすく想像するなら「木の香り」もそうです。森林の樹木が作り出して放出しているこの物質は「テルペン類」とよばれる有機化合物で構成されています。